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再生可能エネルギー利用技術

◉太陽光熱複合発電の研究開発

太陽光熱複合発電システムは太陽エネルギーを光成分と熱成分に分け、それぞれ集光型太陽電池、熱電発電モジュールを用いて発電する画期的な発電システムです。本システムは、日本側がJAXA/ JAST、中国側が武漢理工大学とがコンソーシアムを編成し国際共同研究を実施し、中国内モンゴル鄂爾多斯(オルドス)での太陽光熱複合発電システムのフィールド試験及び経済性評価を行い、実用化に向けた試験データを取得しました。👈

このシステムでは一般的な太陽光発電に比べ発電効率が約2倍、発電と給湯を総合した太陽エネルギー利用効率は65%以上に達します。本事業において、両国の研究チームは、太陽光熱ハイブリッドモジュールの高性能化研究、中国 内モンゴル等での太陽光熱複合発電システムのフィールド試験を行い、実用化に向けた試験データを取得しました。👈

 本研究の派生技術として、日射方向を決める手法として差分形の日射センサーを開発し、特許(太陽光追尾装置 特許公開番号:2009-294739)を取得した。本特許のアルゴリズムを用いた太陽追尾システムとして、宮城県利府町庁舎屋上に設置された追尾式太陽光発電システムは実用化の一例です。👈

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